アダム・リグス、所属チーム:ヤクルト、プレーした年:2005~2008年
2005年から2008年までの4年間ヤクルトでプレーしたリグスのサインカードです。こちらのカードはマイナーリーグのカードです。ベケット上では、恐らくコモンカード扱いであることは予想が付くので、ぶっちゃけた話、プライス的には価値がないです。しかし来日外国人選手のカードの場合は、「日本のプロ野球でプレー」したという付加価値がプラスされますので、カードにお金とは違った意味で輝きが付くと思います。
来日外国人選手のカードは、「日本でプレーしてくれた」ということに価値があると思いますので、ベケットでハイプライスを誇るようなレアカードとは違った存在感があると思います。
カリーム・ガルシア、所属チーム:オリックス、プレーした年:2005~2006年
オリックスでプレーをしたカリーム・ガルシアのオートグラフです。過去にご紹介したエドガルド・アルフォンゾと同じブランドの1997年DONRUSS Signatureです。調べて分かったことですが、オリックスでプレーしたのはわずか2年でしたがその後は韓国、メキシコと渡り歩きオリックスを退団してから10年ほどプレーをしたそうです。現在は、メキシカンリーグの監督をしているとのこと。こちらのカードは、とあるカードショップの福袋から出ました。
フリオ・ズレータ、所属チーム:ダイエー→ソフトバンク、ロッテ、プレーした年:ダイエー→ソフトバンク2003~2006年,ロッテ2007~2008年
ソフトバンク(旧福岡ダイエーホークスも含む)とロッテでプレーしたフリオ・ズレータのカードです。シカゴ・カブスでプレー後に当時のダイエー・ホークスに入団しました。MLBに入団するのは、もっと早かったらしいのですが、詳細は分かりかねますが、MLBカードはこの年が初年度らしいです。ホークスというチームが九州に移ってからは、ホークス史上最強の助っ人外国人選手と呼んでも過言ではないような気がします。後述しているペニーとはポジションは違えどもホークスへの貢献度は正反対かと思います。ホークス時代のその力強いバッティングは、とても印象的でした。また漢字の「侍」という字をこよなく愛し、サインを書くときは一緒に「侍」の文字も書いたそうです。
ブラッド・ペニー、所属チーム:ソフトバンク、プレーした年:2012年
2012年にソフトバンクに在籍し、僅か一か月の滞在で帰国→退団してしまい、ソフトバンクホークス(福岡ダイエーホークスも含め)史上、ケビン・ミッチェルと並ぶほど悪名高いペニーのルーキーカードです。日本に来日したときは来日外国人助っ人選手初のMLBでの最多勝ホルダーの初来日ということで話題になりましたが、文句は多いわ、やる気はないわで、「トホホ…」な感じの最悪の助っ人選手でした。帰国後にはサンフランシスコ・ジャイアンツに復帰してプレーするというちゃっかり者ぶりで、悪態ぶりを挙げたらキリがないと思います。同じソフトバンクホークスに在籍し真面目に頑張り、ファンから愛された上述のズレータとは、良い意味で対照的な選手ではないでしょうか…?
日本のプロ野球を如何にもナメてかかったというのがよく分かる選手でしたが、こういうカードもあるんだとご参考頂けますと幸いです。