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1989 UPPER DECK #1 Ken Griffey Jr.

1989 UPPER DECK #1

ケン・グリフィーJr.のルーキーカードです。1989年のUPPER DECK社製です。こちらのカードは、カードの歴史を変えた1枚とも謳われております。その理由は、それまでに発行されたベースボールカードは、基本的に段ボール紙に使われるような低品質の紙質のカードでした。1989年に新規参入したUPPER DECK社はそれまでの慣例に近かった品質の悪い紙質から高品質の紙に変更し、カラー印刷も片側というのがこれまでのカード業界では慣例でしたが、カラー印刷を両面に施したという画期的なモノでした。

ケン・グリフィーJrは1987年のドラフト1巡目(全体1位)で、尚且つ2世選手ということもあり期待の高さはあったと思います。そして当時のUPPER DECK社はケン・グリフィーJr.と独占契約を結び、カード業界に新規参入したUPPER DECK社の社運と期待を背負って同社の記念すべきベースボールカードの第一弾の発行番号1としてルーキーカードが発行されました。

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1997 UPPER DECK GAME JERSEY GJ1

1997年に発行されたUPPER DECK Ser.1に封入されたカードです。こちらのカードも上述のケン・グリフィーJr.のルーキーカードと同様にカード業界の歴史を変えた一枚と謳われるカードです。理由は、こちらのカードはMLBカード史上初のゲームユーズドカードだからです。当時、日本円でも数十万円はするであろうMLBプレイヤーの実使用グッズはMLBファン、並びにスポーツファンの間では垂涎の的でした。切れ端ではありますが、実使用グッズの一部分がファンの手に届くことは、実使用グッズを手に入れたいという多くのMLBファンたちの夢を叶えたものとなりました。

1989年にMLBでプレーをしたケン・グリフィーJr.は周囲の期待に応え、そして独占契約を結んだUPPER DECK社の狙い通りに1990年代のMLBを代表するスーパースターとなりました。当時のスーパースタープレイヤーの実使用ユニフォームが入ったカードは話題にならない訳がありません。この実使用ユニフォームを挟んだカードは、グリフィーJr.の他に1990年代のナ・リーグが誇る伝説の安打製造機だったトニー・グゥイン(故人)、当時のNYメッツで華々しくデビューしたキューバ出身のレイ・オルドニェスもラインナップに並びました。

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2002 UPPER DECK HONOR ROLL STAR SWATCHES GOLD

2002年にUPPER DECKから発行されたHONOR ROLLというブランドに封入されたカードです。こちらのカードは24枚限定です。レッズ時代のグリフィーJr.のユニフォームが挟まれたカードです。レッズの赤いユニフォームが挟まれています。

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2005 UPPER DECK MIDSUMMER SWATCHES

2005年に発行されたカードです。1997年に産声を上げたジャージカードは、当時はオッズが1/750と自力で引き当てるには入手困難なものでしたが、時代が流れ2000年代には箱1(オッズにして1/10から1/20)ないしは、パック1なども当たり前になり、とても手に入りやすいものになりました。(その代わりとしてパックやボックスの高騰化を招きましたが…) グリフィーJr.をピンポイントで引き当てることは難しい部類に入るかと思いますが、2000年代に入り現在に至るまでメモラビリアカードは広く普及したのではないでしょうか…?

少し話は脱線してしまいましたが、こちらのカードにはレッズ時代のグリフィーJr.のレッズの赤い縦じまが入ったユニフォームの切れ端が入っております。

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