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04 UPPER DECK Ulitimate Collection 1of1

2004 UPPER DECK Ulitimate Collection 1of1

今から20年ほど前に発行されたカードです。私が初めて入手したライアンの「1of1」カードです。これを手に入れた時はとても嬉しかったです。ちなみにライアンの「1of1」カードの歴史に関してお話をしますと1998年度版の”UPPER DECK”のシリーズでUPPER DECK社のカード業界参入を記念して作られた"10th Anniversary"というインサートカードの中で最初に作られました。そのカードはインサートカードの更なるパラレルカードでした。(その辺りに関しては1997年度~1999年度までのFlair Showcaseのレガシーコレクションと似ている気がします。)

1993_Flair_Ryan_286

1993 FLEER FLAIR #286

1of1のカードの後に通常のレギュラーカードではいささか拍子抜けかもしれませんが、個人的にはとても好きなカードです。1993年ではTopps FINEST,UD SPとならぶ高級カードの先駆けとなったカードでした(2023年現在はUPPER DECK社はMLBカードから撤退しておりますが…)。
こちらのカードのどこが良いかと言いますと、2023年の水準ではそうではないかもしれませんが、とにかくカードの印刷がきれいです。印刷技法の名前などはわかりかねますが、シルク印刷が施されていると思われます。スキャンした画像からでは伝わりにくいかもしれませんが、「美しい」の一言に尽きます。もし可能であれば皆さんに実物を手に取ってご覧頂きたいカードです。

1991_Donruss_elite_1_ryan

1991 DONRUSS DONRUSS Elite L1

初代ドンラス・エリートです。初代のドンラス・エリートはカードのブランドではなく、インサートカードとして産声を上げました。それが紆余曲折をカードの1ブランドになりました。このカードは今から30年以上前に発行されたものです。こちらはライアン以外にはバリー・ボンズやホセ・カンセコ、ジョージ・ブレットそしてセシル・フィルダー(元阪神)などがラインナップに入っていました。ボンズとカンセコがラインナップに含まれていたという点に時代を感じさせます。ライアンのカードだけが何故かイラストでした。メモラビリアカードが全盛の現在においては改めてこちらのカードを見直しますと、デザインに味があります。
2023年現在のカードと比較しますと見劣りするかもしれませんが、1990年代のMLBカードの歴史に残るインサートカードですので、私は非常に気に入っております。 ライアンが少し似てないような気がしますが、それは気のせいという事で…

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1994 Topps Stadium Club First Day Issue #34

1994年のTopps Stadium Clubのパラレルカードです。ライアンの左肩と重なった箇所に「First Day Issue」と表記された刻印があります。このカードが紹介された当時の情報誌には、初回ロットのみに封入されたインサートカードと記載されていた記憶があります(ロットでインサートカードを分けるなんて、厄介ですね…)。観客のスタンディング・オーベーションにライアンが応えているところです。カードの構図として投げる姿が多いライアンですが、背中が写っている写真は珍しいと思います。

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